私のクレイストーリー ~ 押尾いくみ さん
シリーズ『私のクレイストーリー』では、クレイに魅せられた人々のクレイにまつわるストーリーをご紹介しています。
『私のクレイストーリー』 押尾いくみさん |
私は1989年から2019年末まで美容師をしていました。
高校卒業後に神奈川県の学生寮に入り、美容学校を経て美容師になりました。夢は自分のお店を持つことでした。
美容師一筋だった私。仕事は結構辛い事もあったけどやりがいを感じながら楽しく過ごしていました。当時お付き合いをしていた彼と結婚後も美容師はそのままフルタイムで続けていました。
その頃のお店はとても忙しく、朝は8時半から夜は19時まで働き、アシスタントの育成に力を注ぎ、暇があれば呑みに行く・・・そんな生活が10年以上続きました。
さすがに私の心と体が疲弊し、思い切って神奈川県から私の実家がある静岡県へ移り住みました。
しかし、慣れない土地でお互い仕事などのストレスもあり、夫婦ゲンカが絶えず、その旦那とは離婚しました。
それでも手に職を持っているお陰で生活に困ることもなく美容師を続けることができて、その数年後に今の主人と出会い、再婚。
入籍前、主人は私にこのようなことを言いました。「お店を出すことはお金がかかるから出来ないし、俺は家事など一切やれない、それでもいい?」
要するに専業主婦になって欲しいと言いたかったようです。専業主婦に少し憧れていた私は、喜んで勤めていたお店を辞めました。
最初は楽しかったです。が、持って半年、やっぱり美容師を続けたくなり平日勤務のパートを見つけて美容師復帰しました。
暫くして、更年期が原因と思われる揺らぎ肌(肌荒れ)、体調不良に悩み、仕事では年齢層の若いお客様の求める流行りについていけないと感じ、美容師引退と言う言葉が頭をよぎり今後の人生どうしよう?と、考え始めました。お店を持たず、仕事ができる環境を自分で築いていくために・・・そしてこの時です、クレイに出会ったのは!
私がクレイに出会ったのは2018年 6 月。大谷さん主催の全国クレイルツアーというクレイ初心者向けの講座が最初のクレイとの出会いでした。
クレイは簡単で健康と美容に良さそうと言う認識だけで興味を持ち、よく分からない状態でとりあえずどんなものか知りたくて講座に参加しました。その時の講座で大谷さんのお話が楽しくてクレイの良さを感じ、すぐさまクレイを生活に取り入れてみたくなり、買い求めました。
私はお酒を飲むのが好きで肝臓が弱ってないか心配でしたので、最初は肝臓の辺りにクレイパックを当てる方法でデトックスをしました。その時はむくみがスッキリして体が軽くなるのを感じました。
クレイは美肌効果もありフェイスパック後の肌のキメが整い悩みだった肌荒れも改善し、美容と健康のどちらにも役立つ素晴らしいモノだと実感、もっと詳しい使い方を勉強したくなりました。
検索していくと何やらクレイソムリエ®講座というものがあって、1日で取得可能、認定証も発行してくださるとあり、2018年9月にプレミアムクレイソムリエの後藤みどりさんの講座に参加、認定証を取得しました。
楽しく長く続けられる事を探していたこの時、大谷さん、後藤さんと出会い、お2人の人柄の良さにふれてこの様な方達と仕事ができたらいいなぁと思わずにいられませんでした。
クレイソムリエの中にはいろんな方がクレイを広める活動をしていて、美容師として自信を失いかけていた私にはとても眩しく見えました。次はクレイソムリエ講座を私が講師としてチャレンジしてみたくなりました。
2019年11月から2020年4月に3期プレミアムクレイソムリエ講座は一先ず修了し、現在は活動準備中です。今は休業中の美容師もニーズがあれば復帰したい、クレイソムリエ講座も開始したい、そのようにこれからの未来を想像しています。
クレイからの繋がりで目標とする師匠、一緒に学んだ仲間とのご縁はこれからも大切に育んでいきたいと思います。
<対談動画>