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【オンライン】5月15日(金)大谷景子のクレイと人体の歴史講座(新講座)

クレイ・トラスト・リンク協会の大谷(おおたに)です。

 

「人は、土から生まれ、土に還る。」という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。

これを聞いて、どう感じますか?

 

私たち人間が土から生まれるなんてありえない!!!

 

そう感じる方も多いと思います。

 

でも本当にそうでしょうか?

 

「土から生まれる」かどうかはさておき、「土に還る」というのは、有機物が完全に分解されて土壌の一部となるという事でご理解いただけると思います。

 

もちろん、体の部分によって、たとえば骨などは化石として発掘されるほど長く残りますが、それでも時間をかけて土に還っていくのは、誰もが、当たり前の感覚として持っています。

土から生まれるというのがピンとこなくても、

土と人間が全く繋がりがないわけではないというのは、なんとなく分かると思います。

 

 

そう考えて、クレイと人体を地球の歴史から考えてみると、非常に面白い事がたくさんあります。

 

 

それをお伝えするのが、今回のクレイと人体の歴史講座です。

 

 

私自身がクレイを学び始めたのは、2012年です。

 

当時は、インターネットでは全くと言って良いほどクレイについての情報を見つけることができず、そんな中で、クレイについて学び始めたところ、

知れば知るほど、「どうしてこんなに良いものが知られていないんだろう?」という思いから、クレイソムリエ®講座を始めました。

 

それから8年。

 

今ではクレイの情報は数多くみられるようになり、学ぶ場所も増えてきました。

 

クレイセラピーは、まだまだ知られていない分野でもあり、非常に閉鎖的で、情報公開や情報発信に、厳しい空気がある中で、ここまで積み重ねてくるためには、大変な事もありました。

 

それでも、興味を持つ人が増え、クレイを知る人が増え、さらに伝える人が増えるにつれて、情報交換も活発になり、それによって新しく分かる事も増えてきました。

 

 

今でもクレイセラピーを知らない人はまだまだたくさんいらっしゃいますが、

それでも、クレイについて興味を持つ方は、クレイがいろんな場面で使える事や、その活用の幅の広さについても知る機会が増えています。

 

そんな新しい情報が増えていく中で、ずっと疑問に思ってきた事があります。

 

それは、「クレイの長い歴史について掘り下げた情報が少ない」という点です。

 

 

科学的な根拠やデータが増えるのは素晴らしい事ですが、クレイセラピーには紀元前から積み重ねられてきた歴史があります。

 

そして、科学というのは、未知のものを研究していく学問で

科学でわかっている事は、私たちの世の中のたった5%とも言われています。

 

歴史は、これまでに私たちが辿った道を振り返る学問です。

 

もちろん、そこもすべて解明は出来ませんが、私たちがこれまで辿った道の先に現在があります。

 

先を見るばかりではなく、歴史を振り返る事から得られるものは計りしません。

 

 

そもそも、私たち人間の歴史を振り返ると、私たちは地球から生まれた生き物です。

現在の科学では、宇宙はたった一つの原子「水素」から生まれたとされています。

 

水素は周期表の1番。

 

もっともシンプルな元素です。

 

その後、人工的に作られたあとに天然で見つかったもの、さらには人工的に作られたけれど天然では存在しないものなどが混在して、現在では、118番までの元素表のうちおよそ100種類が埋まっています。

 

この中で天然で見つかったものは、89種類。

 

私たちの身の回りにあるものすべて、この元素の集合体でしかありません。

 

当然、私たちの体もそうだし、今問題になっているウイルスも元素の集合体です。

 

あらゆるものは、地球の歴史の中で、少しずつ進化をしてきて、今の私たちの周りにあるものを作り上げています。

 

そんな風に考えると、私たち人間は、私たちを作ってきた環境から切り離しては存在できない事がわかります。

 

水、空気、これらがなかったら私たちの健康は維持出来ません。

 

それでは、土はどうでしょうか?

 

今の世の中では、土の存在があまりにも軽視されてしまっています。

 

自然の底辺には「土」があります。

 

そして、そこから生まれた植物があり、食物連鎖があって、動物が生きています。

 

クレイと人体の歴史講座では、まず、地球の誕生から、私たちがどうやって生まれたかを振り返りながら、それ以外でも、現在に至るまで、人類が辿った歴史を一緒に見ていきます。

 

 

そして、クレイセラピー(粘土療法)と言うからには、

人類と病との戦いの歴史についても振り返る必要があります。

 

人類の歴史は病の歴史でもあります。

 

私たちが学校で学ぶ歴史の大きな変化がある時の背景には、必ず病の存在があります。

 

たとえば、日本でも、奈良の大仏が建立された理由が、奈良時代に大流行した天然痘を鎮めるためだというのはよく知られるところです。

そこに、仏教伝来などの政治的な背景が複雑に絡み合い、奈良の東大寺が完成したのです。

 

 

さらに、「医学」とはどういうものか?

 

今、私たちが当たり前に考えている「医療」は昔は当たり前ではありませんでした。

 

現代私たちが当たり前に考えている「薬」が当たり前に使われるようになったのは、人類の歴史の中でも、本当に最近になってからです。

その薬も、最初の方に書いたように元素の集合体です。

 

医学史や薬学史という観点で、私たちが「健康」を保つために何をしてきたのか?

 

そして、その中でのクレイの位置付けはどういったものなのか?

 

講座の中では、そういった歴史を一緒に振り返っていきます。

 

 

 

インターネット社会の進化によって、私たちは多くの便利なものを手に入れました。

反面、失ったものも数多くあります。

 

それは目で見えにくいものではありますが、確実に昔は持っていた能力のようなものだったりします。

 

現代人はコミュニケーション能力が衰えていると言われている理由もそこには存在します。

 

たとえば、「インターネットコオロギ」というのを聞いた事がありますか?

 

透明なケースで隔離した環境(見えても触れられない環境)でコオロギを育てると、恐ろしく凶暴になり、異常行動が取られるという事が、金沢工業大学の実験で明らかになっています。

 

何万年にわたり対面での交信をしてきた生き物、その中でも特に人類が、わずか100年でその状況をガラリと変えてしまったのです。

 

便利な世の中、これをすべて否定するわけではありません。

 

たとえば、今、私自身もこうしてインターネットを通してたくさんの方に情報をお届けする事が出来ているし、その恩恵ははかりしれません。

 

もし、今電気がなくなったら暮らしていくのは大変でしょう。

 

手に入れたものを否定するのではなく、過去から学んで、そこにアンテナを立てて、自らの生活する指針にしていきたい。

 

そんな想いでお届けするのが、クレイと人体の歴史講座です。

 

クレイセラピーは紀元前から伝わる伝統療法です。

 

だからこそ、これから先を憂うより、歴史を振り返る事から、新しい発見をしていきましょう。

 


 

【日時】2020年5月15日(金)10時〜13時

【開催場所】オンライン開催(zoom 開催)
(zoomはオンラインを使った講座です。事前に講座の開催案内をお送りしますので、そちらからご参加ください。)

【講師】大谷景子

【金額】【一般】38,000円(税別)/【クレイソムリエ®】35,000円(税別)/【プレミアム・クレイソムリエ】32,000円(税別)

【定員】6名(増席はありません)

クレイソムリエ®の方は、クレイソムリエ®認定番号をコメント欄にご記載ください。

 

例:【クレイソムリエ価格:認定番号0001 大谷景子】

 

【重要】

この講座はクレイの基礎知識がある方に向けての内容となっています。
クレイソムリエ®は必須ではありませんが、
クレイについての基礎知識がない方は、
まずはクレイソムリエ®講座の受講をおすすめします。

 

【zoomでのオンライン講座受講について】
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